日本の温室効果ガス排出量は、およそ14億800万CO2トン[二酸化炭素換算トン](2013年排出量)で、93%が二酸化炭素(13億110万CO2トン)、2.6%がメタン(3,600万CO2トン)、1.6%が亜酸化窒素(2,250万CO2トン)、2.3%がHFC(3,180万CO2トン)と推計されました。

 弊協会会員は業界自主行動計画の下でフルオロカーボン製造時の排出を抑制し、2013年には基準年の排出量を99%以上削減しました。今後は廃棄HFCの回収への協力等に、更に努力を重ねていきます。

 HFCによるオゾン破壊物質の代替はオゾン層の保護ばかりでなく温室効果の低減も実現しました。オゾン破壊物質より温暖化係数(GWP)の低い、また大気中の寿命の短いHFCを実用化したからです。

 GWPの低い非HFC代替品の実用化が進んでいますが、非HFC低GWP代替品がHFCをすべて代替できるでしょうか? HFCよりもGWPの低い代替品が必ずしもHFCより環境負荷が少ないとはいえない、温暖化係数(GWP)の大小で環境負荷の大小が決められない例として、HFCの使用によるエネルギー効率の高い機器の実現があります。 エネルギー効率が高ければ使っている間の二酸化炭素排出量を少なく出来ます。 また二酸化炭素(3000年以上)に比べ大気寿命の短いHFCでは、機器補修や機器廃棄の時に大気放出を避けて非HFC低GWP代替品より環境負荷を大きく減らすことができます。 

 現在、環境への影響が小さく、またその使用が二酸化炭素排出量の抑制につながるHFCですが、今後も大気放出を避け適正な使用を進めることで、環境への影響を今よりも一層小さなものにしていくよう努力を続けます。さらに、GWPが小さいフルオロカーボンを製品化し、地球温暖化防止に努めており、今後も、より環境へ影響の小さい製品の開発・製品化に務めて参ります。

 

「日本の温室効果ガス排出量」
   (2013年分 CO2トンによる比較 National Inventory Report 2015)



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